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善福院釈迦堂

和歌山県海南市 善福院釈迦堂 (2010/08/14)

嫁の実家が和歌山市内、そこから手軽に行ける神社仏閣は無いものかと以前探した事があって、そこで見つけてずっと気になっていた善福院釈迦堂。
駐車場に車を置いて歩くと、程なくお堂が見えて来た。
田舎のお寺な雰囲気でイイネ。
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境内は狭いけど、がっしりと作られたとても立派なお堂。
それもそのはず、このお堂、国宝です。
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1214年、禅宗の栄西禅師が廣福禅寺を七堂伽藍で創設し、その寺に含まれる五ヶ院の一つだったのだそうです。
その後は領主加茂家の没落により荒廃したが、真言宗に転宗し高野山の力を借りて伽藍を修復し、紀州藩時代に更に転宗し天台宗となり今に至るとのこと。
資料によれば、桁行三間梁間三間、一重裳階附き寄棟造り、本瓦葺二重仏殿、鏡天井、瓦敷床、組物二手先、本瓦葺寄棟造、平行垂木が特徴として挙げられ、鎌倉時代後期禅宗様式の典型建築として、貴重なものだとか。
今に伝わる禅宗様式よりがっしりした造りに見えるのは時代からくる理由だったのね。
瓦は良く見ると廣福禅寺とある。
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お寺の方にお願いし、堂内拝観。
国宝のお堂をお好きにどうぞ的に貸し切りで入れるなんて、なかなかの贅沢体験。
屋根の木組みとか、本当に手の込んだ素晴らしい造りでため息がでます
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さていよいよ仏様とご対面、本尊は釈迦如来坐像。
釈迦如来の修理銘には嘉暦2年(1327年)と記されていたそうで、創建当時から居るご本尊である可能性が高いですね。
大変堂々とした体躯のお釈迦様。
実際にはもう少し薄暗いので当初気付きませんでしたが、その左に阿弥陀如来座像と思われる像も。
これもなかなかに古そう。
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お堂左奥に眼を向ければまだまだ仏様が沢山居る!
静かな山村の中腹にこれほどのお堂や尊像があるなんて、さすがは徳川御三家のお膝元。
お不動様にコンガラセイタカとかこんなに素晴らしいのにホイと置いてある。
扉隙間から覗きみた左側に居る如来の一光背とか、また訪れて詳しく聞いてみたい。
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耳には夏を必死に生きる蝉の声だけが届く素敵なお寺、善福院。
和歌山の海南、下津を通り掛かる事があれば立ち寄る価値大有りの場所だった。


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コメント

Secret

開設オメ!

天井の木組み良いですね。居並ぶ仏様達も気持ち良いことでしょう。帰省の度に寄れるとまた違う発見があるかもしれませんね。観光寺と違って写真自由というのもマル!

Re: 開設オメ!

さらりと重文だったり国宝だったりがそのへんに転がっている面白いところです。気候も暖かいし秋口あたりにどうです?
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nkmrng

Author:nkmrng
本やメディアで知るも良いけど、やはりこの眼で見なくちゃね。

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