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慈光圓福院

和歌山県和歌山市 慈光圓福院 (2011/08/12)

旅と仏像の達人、よっくんに教えてもらった慈光圓福院。
この夏、隙見て行ってみた。
和歌山市内にあって嫁実家からのアクセスも容易、市内にはこのような小さなお寺が数多く点在している。
DSC03254.jpg

うん、なかなか狭い。
右手には無縁仏となった墓石がびっしり寄せられている。
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このお寺、元来はこんなに狭い境内ではなく、元は慈光寺と圓福院とそれぞれ別のお寺だったもの。
慈光寺は奈良時代に役行者開基とされるとても古いお寺で、歴史上の戦火で衰えながらも復興を繰り返してきたそう。
圓福院は江戸初期に開基され、江戸中期に現在の慈光圓福院の地に移設されたらしいが、太平洋戦争で境内全焼。
戦後になり圓福院の境内に慈光寺の本堂等が移設される形で今の慈光善福院になった珍しい生い立ちを持つ。
門戸にポスターがあって、それによるとこのお寺は和歌山西国三十三カ所の二十二番札所とある。
本尊はこのポスターの通り、十一面観世音菩薩で貞観期のものらしい。
平安仏であることはよっくんから聞いていたものの、俄然ボルテージが上がって来た、是非お会いしたい!
IMG_3760.jpg

短い参道の左手には大黒堂と地蔵堂が並んで建っている。
大黒様、、、ちょっと怖いんですけど!!
地蔵菩薩は少し風化していましたが、その風化具合が良い柔らかさを表現する結果となり、良い雰囲気でした。
IMG_3746.jpg
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お堂前でお参りしお堂内を覗くと、、、かっちりと閉ざされたお厨子。。。
むむむ、やはり縁日等でないと観音様にお会いする事ができない?!
ご住職の奥様かお母様か、丁寧にご対応頂いて御朱印を頂戴した訳ですが、その際にご本尊の十一面観世音菩薩にお会いできないか?と聞いてみた。
するとお厨子開けますから本堂正面からお入りくださいと言われて小躍り。
お堂に入るなりお厨子開けて頂いて、まず改めてお参りです。
お寺の歴史や尊像の歴史等色々とお話を伺って、結果的に写真もOKと許可を頂き内陣へ。
江戸期の毘沙門天、不動明王に護られて、国重文の貞観十一面観世音菩薩が。
近づいて観てその存在感に言葉を失う。
DSC03256.jpg

十一面観世音菩薩は檜の一木で平安期の作。
遠くから眺めてもその凄さに関心したが、近づいてみてその像以上の分厚さとして存在感がズシリと伝わってくる。
平安期の像は総じてふくよかな造形でボリューミーなものが多く、この時代の像は個人的にとても美しいと思っているが、慈光圓福院の像はしつこく言いますが分厚いんだな、存在感が。
切れ長な眼で示される表情も独特な雰囲気でたまらん!
十一面なところはとにかく暗くよく見えなかったのは残念だったが、暫し無言で眺めて見上げて、時を忘れる。
毘沙門天や不動明王も良い味わいの造り、けれどこの観音像の前にはこれでも薄味となってしまう。
DSC03258.jpg
IMG_3756.jpg
DSC03257.jpg
DSC03259.jpg

溶けるような暑さの中でのお参り、冷たい麦茶でご接待頂いて嬉しかった。
交通アクセスも良い市街地中心部に慈光圓福院はあるので、ふと立ち寄るのにオススメです。


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Author:nkmrng
本やメディアで知るも良いけど、やはりこの眼で見なくちゃね。

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