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薬王院温泉寺

石川県加賀市 薬王院温泉寺 (2010/10/29)

山号は霊方山、フルネームだと霊方山薬王院温泉寺。
加賀山代温泉の温泉街の中にあるお寺で、お寺の名からも温泉の効能が期待大。
実はここもよっくんに教えてもらい、石川県の旅の途中に寄ってみた場所。
温泉街のメインストリート、その歩道沿いに突如山門が現れますが、小さくて可愛らしい。
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しかし侮るなかれこの山門、近年の作ながらも勇ましい仁王だけでなく、干支の守り本尊も勢揃いの贅沢な門。
この門だけでも結構楽しめてしまう。
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境内は苔生していてきれいなんだな、落ち葉も取り払われている。
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本堂までの石畳は良いとして、それ以外の箇所はコケで塗り固められたようになっている。
こと不動明王に近づくためには池に掛かるコケびっしりの一本橋を渡らねばならず、かなりビビりながら撮影したのね。
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聖武天皇の時代、神亀二年(725年)に行基が白山登拝のためにこの地を通った折、一羽の鳥の湯あみを見つけて温泉の湧出を発見。
温泉守護の為に一宇を建立、薬師日光月光十二神將を祀り、白山権現を勧請して鎮守としたことがこのお寺の始まり。
この鳥、八咫烏とも伝えられていますよ。
後の世に明覚上人を従えて花山法皇が北国巡歴の際に山代温泉に立ち寄り、湯の優れた効能を見抜くや温泉寺を中興し七堂伽藍を建立したと言い伝えられている。
この中興で活躍したのは明覚上人、この人は日本の五十音図創始者とされていて、温泉寺境内にはその供養塔の石造五輪塔(旧国宝、現国重文)もある。
戦国時代には兵火により消失するも、領主前田家の力で復興を遂げて今に至るらしい。
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本堂には薬師如来、日光月光両菩薩、十二神将と勢揃い。
内陣を仕切る格子からコッソリ覗き見てみたけど薄暗くてねえ、、良く見えないんだこれが。。
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さていよいよ真の目的、慈光観音様です。
本堂向かう左に見えていたけど、メインは最後にとっておくのが楽しみってもんです。
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おおー、いらっしゃる!が、外からだと暗くてはっきりお顔が見えない。
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寺務所で御朱印を頂戴した際に拝観を願い出たら観音堂を開けて頂けた。
穏やかでお優しい雰囲気のご住職に連れられて、一礼して入堂。
灯りもつけて頂いたら慈光観音様がはっきりと御姿を現された!
ご住職にお話を伺ってみた。
平安初期の作とされる観音様、痛みがそれなりに激しかったようで、長い期間掛けて修復。
その後に博物館へ長く貸し出していて、いよいよお帰りになるとなった段でお堂も修繕したとのこと。
全体的に彫りの細かな印象で美しいのだけど、特に繊細に表現された手に目が向かう。
お話では手も原型のままとの
事だったが、実際には修復がそれなりに施されたものと思った。
しかしこの美しい立ち姿の前に、修復の有無は問題ではない。
極彩色で表される天井画も優美で素晴らしい。
小さなお堂だけどとても良い素敵空間だった。
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おまけというか、手水舎がね、カエルなのよ。
これ可愛いわ!
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お寺横には服部神社もあって、その昔は神仏習合ゾーンであったのだろうなあ。
また、ブログを書くにあたってお寺の歴史を調べてみたら花山法皇が出て来たのはちょっと感動。
西国巡礼の路を踏んだ者として、御礼の気持ちが改めて湧いた。


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コメント

Secret

なんか理由をつけて、実家に帰る途中にでも泊まり、ゆっくり拝観したいものです。苔生す境内、シトシト雨の降る中1人でご対面。と妄想してしまいますw 本尊の方も気になりますねぇ。
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Author:nkmrng
本やメディアで知るも良いけど、やはりこの眼で見なくちゃね。

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