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帰命山養玉院如来寺 (大井の大佛)

東京都品川区 帰命山養玉院如来寺 (2010/08/31)

大井の大佛。
「だいぶつ」じゃなくて「おおぼとけ」だけどね。
初めて聞いたときには耳を疑った。
大井といっても大井川の大井じゃなく、大井町の大井のこと。
品川区のあの大井ですよ、知りもしなかった。
思い切って会社午後休みとし如来寺へ。
来てみれば高校時代の友人宅から目と鼻の先、興味が無かったころにはここにお寺があるなんて気にも留めてなかった。
DSC00999.jpg

綺麗な門があるけどそこからは入れないので横の路を抜けて境内へ。
DSC01001.jpg

この日はお寺さんが少し忙しそうだったので、まず先に寺務所で御朱印を頂く。
少し待ったけど、ここのお寺は綺麗なので苦にならない。
DSC01004.jpg

御朱印を頂いたので後はノンビリ境内散策。
明王堂はぴっちり閉まっていたけど、不動明王がいらっしゃるのか、五大明王がいらっしゃるのか。
お不動さまが居るとして、このお寺は天台宗なのでノウマクではなくナーマーですね、御真言。
DSC01007.jpg

首振り直せば本堂と大仏殿らしきものが。
まずは本堂から寄りますか。
DSC01006.jpg

本堂。
特に何がどうという事はない普通のお堂。
DSC01009.jpg

本堂の中を覗くと小さな釈迦三尊や阿弥陀如来、両界曼荼羅があって結構立派。
説明によるとこの外陣は大正15年に上野下谷坂本より移築、ん?んん?と思っていたけど、ブログ書くにあたり少し調べてみた。
如来寺、元は寛永年間に木喰但唱が芝高輪に創建したお寺で、 但唱発起によって造立された五智如来があったので、当時は高輪の大佛と呼ばれていたが、 明治41年(1908年)にこの地へ移転したらしい。
そして面白いのは院号の養玉院、これは寛永十二年(1635年)創建の上野寛永寺塔頭三明院がはじまりで、如来寺とは別のお寺だった。
元禄十一年(1698年)に上野は下谷坂本に移設され称号を養玉院とし、大正12年(1923年)に如来寺と合併したとのこと。
要は如来寺も養玉院ももとはそれぞれ別の地で創建し、大井にて共となることに。
本堂外陣はこの合併によって移築されたものらしく、興味深い。
DSC01010.jpg

さていよいよ本題の大佛様へ。
瑞應殿に五智如来さんが居るようだ。
写真は横から写しているので小さく見えるが、正面から見れば幅広のお堂で結構大きい。
DSC01021.jpg

一礼して瑞應殿に足を踏み入れ、即圧倒。。
丈六の五智如来が堂々とお座りになっていた。
左手前から奥にむかって、釈迦如来(北方世界)/阿弥陀如来(西方世界)/大日如来(言わずもがなセンター)/宝生如来(南方世界)/薬師如来(東方世界)の五名様。
この五名様の仏智をもって五智とするもので、お寺のパンフによると大日如来には万物を慈しむ太陽の功徳、薬師如来は医薬の功徳、宝生如来は福徳財宝/五穀豊穣の功徳、 阿弥陀如来は往生極楽の功徳とされ、現生利益を願う信仰として五智如来信仰も広まっていたらしい。
決して小さくないお堂なのにもう堂内は物凄い詰め込み感、そりゃこれだけの功徳がそろえば圧倒もされるわけだ。
創建後凡そ100年過ぎた宝暦年間に薬師如来以外は火災で焼けてしまったそうなのだが、再建像4躰も違和感なく復活している。
DSC01012.jpg

ただただ圧倒されてながら堂内を右往左往。
金箔は剥がれて漆下地が出ているけれど、元々江戸期の像だけあって保存状態はなかなか良い。
この五名様を高輪からここ大井に運ぶシーンはどんな感じだったのだろうか。
写真の毘沙門天でも像高60cm、台座含めれば1mはあるから丈六如来さんたちの大きさが際立つ。
DSC01013.jpg
DSC01015.jpg
DSC01019.jpg

瑞應堂の左奥、静かに五智如来を見守る木喰但唱座像。
凄い如来さんたちを残してくれてありがとうと合掌。
DSC01020.jpg

横須賀線西大井駅から少し歩けばすぐに極楽はあった。
瑞應殿は基本的に日中いつも開いているので、ふと思って立ち寄るには気軽に贅沢できてしまう良いお寺さんだと感じた。



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本やメディアで知るも良いけど、やはりこの眼で見なくちゃね。

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